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The Open 2013

7月18日

いよいよ全英オープンが始まる。

こないだのマスターズと違って、日本人がたくさん出るので誰でもいいから上位で戦ってほしい。

例のごとく

藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全英OPレポート2013

など読みながら楽しみにしている。

出場選手は計8名。

松山英樹  藤田寛之  谷口 徹  久保谷健一
丸山大輔  片山晋呉  小平 智  井上 信

また藤田がジムフューリックと練習ラウンドを行ったらしい。なんでも自分のプレイスタイルと似ているとのこと。飛距離も変わらないらしい。

放送予定

テレビ朝日(地上波放送)
7月18日(木) 23時10分~  初日
7月19日(金) 23時10分~  2日目
7月20日(土) 23時12分~  3日目
7月21日(日) 24時05分~  最終日

マスターズと違い、なんとか見られる時間に始まるのがうれしい。

初日:

まず、松山はイーブンパー発進。15,16連続ボギーの後、17,18連続バーディーはさすがだ。

片山が+2の47位でまあまあ。久保谷が+5で92位。

藤田が+7で、119位。このままでは予選通過が危ない。あれだけパットが決まらないと+7もしょうがない。グリーンが乾燥して速すぎるらしい。練習ラウンドともまるで違う状態だとか。あとの日本人も+7以上。

タイガーのパットが止まりそうで止まらず、グリーンから外に出てしまったホールがあったが、プロの試合でそんなの初めて見た。タイガーは、-2で優勝争い圏内。

しかし、ミュアフィールドってのはグリーンとグリーン周り、フェアウェイの芝の感じがほとんど同じで、境目がよくわからない。どこからがグリーンなのかテレビで見ていてわからないホールが多かった。

青木が、ゴルフじゃなくてゴロフだよ、と面白い解説をしていた。

550ヤードをティーショット、セカンド共にアイアンでゴロゴロ転がして2オンだから確かにゴロフだ。

日本人選手、なんとか3人は予選通過してほしい。

2日目:

松山+2で20位、片山+8で70位。

2人予選通過、藤田は+10、2打差で予選落ち。ほか5名はそれ以上のスコアで予選落ち。

なんでも、全英オープンでの日本枠が多すぎるとの議論が以前からあるらしい。確かに8名出場で2名しか予選を通らないってのは普通に考えると少ない。全体の枠自体が減らされているらしいし、藤田も「日本枠が減らされるかも」という危機感を持ったという。

そこまで言うか、という丸山のコメント。「ゴルフを止めたくなった。最後トリプルだし、ゴルフ人生にとどめを刺された感じ。もう来たくない。俺では無理。うまくやれる気がしないし、ああやったらできるだろうとかない。今度やってやろうという気がしない」。

久保谷も「今の僕じゃ何もできない。」

そんなコメントばかりでは本当に枠が減らされかねないよ。

藤田 「経験はいいからそろそろ結果が欲しい。口惜しい、いい加減に結果を出したい。頭に来る」  たしかにそうだよね。次はあるかな?

梅原キャディレポートに書いてあったけど、芝が硬くて、5番ウッドで350ヤードも飛んだらしい。

タイガーがトップと1打差-2で2位。

1位はスペインのヒメネス、-3。あのおっさんなかなかすごいな。49歳で最年長優勝がかかっているようだ。まだあと2日あるから多分無理だろうけど。

3日目

なんといっても松山の1ペナルティ。

1組2人の決勝ラウンドは合計3時間41分以内。ホールごとにも制限時間を定め、予定より遅い組は1打ごとの時間を計測する。松山の組は15分遅 れたところで計測対象になる。1打の時間は基本的に先に打つ選手が最長50秒で後に打つ選手が40秒。15番で松山のパットが1分12秒かかったため1回目の警告。 17番の第2打は2分12秒かかり、2度目の警告で規定により1打罰。

ということなのでまあしょうがないですかね。

松山は「あの状況(フェスキューの中)で時間をかけるなというほうが無理。納得はしていないけど、裁定は覆らないので仕方がない」

より詳しくはALBAサイト

トップのリー・ウェストウッドとは6打差11位なのでまだまだ逆転可能。

タイガーが2打差の2位。片山頑張って今日-2を出し、25位まで上がってきた。

羽川さんがインタビューで松山に「この悔しさを明日にぶつけてください」がよかったね。

しかし今晩は放送が夜11時からじゃなくて12時からと昨日より1時間遅いんだよね。多分参議院選挙放送の特番があるからだろうけど、BSででも10時くらいから放送してくれないかな。

あとはヒメネスがバンカーで怒っていたのも面白かった。打ち終わっても文句言ってた。なんでも、バンカー係の均し方が悪くてバンカーでのライが悪かったみたい。怒りすぎてスコア崩してた。しかし、あの力の入ってない(ように見える)軽いスイングは良い手本にしたいもんだ。

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松山と一緒に回っていたプレーヤーがどう感じているか知りたいと思ってコメントを探していたところ見つかった。松山のプレーは本当にスローだったのか?

ジョンソン・ワグナー:「メジャーの3日目のラウンド終盤に上位で戦っていた選手のプレーの仕方という意味で、マツヤマが罰打を受けなきゃいけないほどスローだったとは絶対に思わない。R&Aの判断はあまりにも酷でアンフェア。R&Aはもっといい判断ができたはず」

ルール委員長は最後には「言葉の問題、障壁だね。マツヤマは今後、英語を学ぶ必要がある」。

Yahooニュース (舩越園子 在米ゴルフジャーナリスト)

松山は「ライが難しい状況だった。あの状態で時間をかけるなと言われても無理なので…。(同組の)ワグナーも自分を助けてくれようと(競技委員に)説明してくれたけど、裁定は覆らなかった」

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GDOニュース1

4日目

残り6ホールで4バーディーで抜け出したのがミケルソン。誰も追随できず、ただ一人のトータルアンダーパーで、2位に3打差の優勝。やや盛り上がりに欠ける終戦。

松山は-1で6位タイ。

片山は通算+10、44位タイ。

来月、今年最後のメジャー、全米プロがある。

松山は選手専用チャーター機でカナダに向かい来季のシード権獲得を目指し4週だか5週だか米ツアーで戦うらしい。

最終順位

優勝: -3 P.ミケルソン
2位: +1 H.ステンソン
3位: +1 I.ポールター
3位: +1 A.スコット
3位: +1 L.ウェストウッド
6位: +2 松山英樹
6位: +2 Z.ジョンソン
6位: +2 T.ウッズ
9位: +3 F.モリナリ
9位: +3 H.メイハン

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1979,1994,2002,2004年には日本人が5人も予選通過しているではないか。今年は2人。松山のような例外はあるとしても昔に比べて日本全体としてのゴルフは実力が落ちてきているということか。

全英オープン 歴代優勝者&日本人成績

参考サイト

全英オープン 2013 - The Open Championship - の公式サイト

GDO 2013年全英オープン

 








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