PGA Championship 2013
8月8日
今年最後のメジャー、全米プロ。今年の米ツアーは確か9月まで。10月からは次年度(2014年)のツアーということになるらしい。11月?になっても試合のある日本のツアーとはちょっとシーズンが違うんですね。
日本人出場選手は合計4名。
松山英樹 藤田寛之 井戸木鴻樹 石川遼
放送予定
TBS(地上波放送)
第1日 8月8日(木) 深夜3時30分~5時55分
第2日 8月9日(金) 深夜3時30分~7時30分
第3日 8月10日(土) 深夜3時30分~6時45分
最終日 8月11日(日) 深夜3時15分から5時55分
解説:加瀬秀樹 / 実況:小笠原亘 / ラウンドリポーター:林正浩
例によって、
「藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全米プロレポート2013<3>」
またまた藤田がジムフューリックと練習ラウンドを行ったようです。
後数時間後、午前7時25分(日本時間8日午後8時25分)に藤田のスタート。
2組後の7:45に松山スタート。石川と井戸木は午後のスタート。
初日:
石川1アンダーで22位タイ。藤田は1オーバーの50位タイ。
松山と井戸木は2オーバーで74位タイ。
4人全員予選通過も夢じゃない。
藤田は池ポチャのトリプルボギーがあっての1オーバーだから調子は悪くない。
梅原キャディのレポートに詳しく出てます。
石川は明日も同じ調子で乗り切れるかどうか。井戸木もしぶとくがんばってほしい。今日はフェアウェイをはずしていたような気がする。
松山はパットが不調。短いのを結構はずしていた。明日も不調なら予選通過も危ない。
トップは5アンダーでジム・フューリックとアダム・スコット。タイガーは1オーバー50位タイ。
2日目:
石川、松山の2人がイーブンの28位タイで予選通過。
石川は特にピンチも無くあっさり予選通過。
松山は前半4バーディーの後、後半2ボギーで調子がいいのか悪いのかよくわからない状態。このあたりから盛り返すのが松山だけど。
藤田はショットもパットもいまいちだった。もう年も年だし、来年チャンスがあるかどうかわからないが、なんとかがんばってほしい。
J・ダフナーが調子がよすぎる。でも、この調子を最終日まで持続することは多分無いだろう。
3日目
石川、ボギー先行するも、後半盛り返して5バーディー、5ボギーのイーブンで終える。2日目と同じEだが、順位は上がり21位タイ。
松山、パットの調子が悪く、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー、3オーバー。通算でも3オーバーの38位タイ。
トップはJ・フューリック、9アンダー。J・ダフナーが前日に続き、好調で-8の2位。
タイガーは通算4オーバー、48位タイ。
松山も石川も来季のシード権がかかっている。松山は20位以内でほぼ確定だそうだ。石川は厳しいが、なんとかトップ10に入りたい。
個人的にはフューリックにがんばってほしい。
4日目
最終日、フューリックは2オーバー、ダフナー1アンダーで、
ダフナーが1打差を逆転して優勝。ダフナーは結局2日目から最終日まで好調を維持した。
テレビの放送時間延長がなく、試合途中で放送が終わってしまう。メジャーでは結果が出るまで放送延長するものだと思ってけど、途中で終わるなんてこともあるんだね。みのもんたの朝ズバを放送しないことのほうが影響が大きいということか。
とりあえず結果をWEBで確認。
松山、4アンダーで、19位まで順位を上げて終了。さすが。だけど松山にはトップ10に入ってほしかった。これで松山の獲得賞金額は67万6240ドルとなり、賞金ランキングだと113位。シーズン終了時の125位入りがほぼ確定。ちなみに19位タイの賞金は$93,166.66 (日本円で約900万円)。
石川は2バーディ、4ボギーとスコアを落として、29位タイで終了。シード権獲得のためには次週の最終戦で4位前後の成績が必要とか。非常に厳しい。
放送されなかった最終決着場面は多分深夜のダイジェスト(1時間)で放送されるんだろう。一応録画しておこう。
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録画しておいた番組を見た。
最終日、最終組で2人の優勝争いはやっぱり面白い。最終組より数組先に回ったプレーヤーが爆発的に良いスコアを出してそのまま優勝ってのはつまらん。
17番のフューリックがボギーとした後、素人でも入りそうな50-60cm位のパットをダフナーが外し、ボギーにした。打った瞬間左に飛び出すとんでもないパット。2打差あるにもかかわらず、すごい重圧がかかっているのがわかった。
18番もお互い思うようなショットができず、ボギー。
2人が17,18と連続ボギーという結果でした。フューリック、チャンスはあったのに追いつけず。
最終順位
1位 J.ダフナー -10
2位 J.フューリック -8
3位 H.ステンソン -7
4位 J.ブリクスト -6
5位 S.ピアシー -5
5位 A.スコット -5
7位 D.トムズ -4
8位 J.デイ -3
8位 Z.ジョンソン -3
8位 D.ジョンソン -3
今年も海外メジャーが終わった。なぜ秋にはメジャーがないのか?
石川遼 レギュラーツアー最終戦 ウィンダム選手権の結果
石川は通算5アンダーの26位タイで、目標の4位以内はならなかった。
松山が通算8アンダーで15位。獲得賞金額で105位として、来季レギュラーツアーのシード権を獲得。
石川は、賞金ランキン グが149位、フェデックスポイントが141位で、2週間後に始まる入れ替え戦(ウェブ ドットコムツアーファイナル)へ出場する。
入れ替え戦では、下部ツアーの上位75人とレギュラーツアーの下位75人の計150人が4戦して、上位25名が来季シードを獲得できるらしい。
このところの石川は安定してきているので、十分シード権獲得のチャンスはある。こういう崖っぷちでの4試合は、かえって貴重な経験かも。
しかし、米PGAのこういう仕組みはわかりやすくて面白い。スター選手が出場しなくてもある程度の話題づくりになる。日本でも取り入れればもりあがるのでは。でも、スポンサーがいないのか。
参考サイト